おぼえがき

なにをかいわんや

2021年初秋の化粧品について

久々に。。わりと変わった気がするので。

前回記事の2019秋の気合いの入り方と、製品の名前を羅列しまくる真面目さに我ながら感心する。そしてバキバキに金使ってんな〜!と思う。今はもっとゆるい。コロナ禍で百貨店行く楽しさが激減してるのはまじで楽しくないですね。でも後で読み返すと、ちゃんと書いてる方が面白いので今回もがんばりましょう。

 

前提

最近、美容を趣味としている&適当に暇な友人たちとパーソナルカラー診断とか顔タイプとかをやったりして遊んでいた。顔タイプは研究と客観性が足りないからよくわからんけど、パーソナルカラーは確実にブルベ冬だなと自覚したので、手持ちのアイテムから合うものを探したり、ブルベ冬傾向の強いアイテムを買い足したくなってる。そして使いあぐねてるイエベ向きのアイテムに執着するのはやめて整理した。色々新しく派手にやりたいというより、似合うものを再点検することに興味がある時期です。

 

洗顔

夜は美容好きの友人に「ベビーオイル洗顔」なるジャンルを布教されてからやりはじめた。私は邪宗徒になり下がり真面目にやってないので、きちんとやりたい人は調べてください。

メイク落としとしてジョンソンエンドジョンソンのベビーオイルを3プッシュ顔に馴染ませ、シャワーで流している。普通のオイル系クレンジングと同じ工程です。この時点でガチでベビオ洗顔やってる人は「お前それは違うからな」と言いたいと思います…すいません…

普通のクレンジングオイルと違うのはいい意味で水切れがよくない油分が残る感じ(すぐ全てなくなった!という感じではなく、洗髪などの全工程が終わる頃に顔の感覚がスッキリしてくる)ですかね。私はマジで極端に皮脂が出て来ないことがトラブルにつながりがちなので、これくらい穏やかな洗浄がいいような気がする。

朝は同じく前述の友人からの布教で取り入れたエマルジョンリムーバーなる富山の海水を10プッシュくらい、しこたまかけた後に水で洗い落とす。とにかく洗う系に関してはちょっと押しが弱くやさしげで安価なものを使っているが、冬から夏にかけて基本的に調子は良い。

 

スキンケア

朝夜ともに洗ったらすぐにCNP Laboratoryのブースターを3プッシュ塗る。前述のメンツが極めて優しいので、ここでピーリング要素のある導入液を使うことが良いチームワークを出している気がする。低刺激なのも良いのかもしれない。

 

その後、昼夜ともにThe Ordinaryを2〜3品使うのだが、なんとなくモノを分けている。

The Ordinaryはめちゃ効果が出る上にお手頃価格なのでマジで良い。私の肌が基本的に花粉と乾燥とストレス以外にはビクともしない(弱点を突かれるとわかりやすく乱れるけど化粧品どれ使うかはそんなに関係ない)ので、相性が良いと思う。好き。

しかし使い合わせの縛りが多すぎて、ものぐさな人間としてはもうなにがなんだか分からなくなるので、欲しいものをとりあえず買い、届いたやつにマッキーで特徴を直書きし、「これとこれは一緒に使える」と班分けし、重め班を夜用、軽め班を昼用にした。

 

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作業場に置いてある溶剤のような風情になってしまった。

 

夜はBuffet ・argireline solution 10%・The Ordinary. Retinol 0.5% in Squalane、朝はAlpha Arbutin 2% + HAとEthylated Ascorbic Acid 15% SolutionもしくはAscorbyl Tetraisopalmitate Solution 20% in Vitamin F。

もう自分がなにをやってるのかもわからんけど大体アンチエイジングメインです。

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過去ワイが頑張って調べてメモしていました。合ってるかはわからん。

買い合わせが雑でいい加減にしろよと我ながら思うが、肌トラブルは他の製品を使っているときに比べて激減した。日焼けもチャリ通ガッツな割にしなかったのでよかったんじゃないですかね…トラブルないときってジャッジがゆるくなると思うんだけどそういう感じでよくないですか。。ルックファンタスティックで通販してます。ビタミンCサスペンション30%の軟膏がハードコアで好きなんだけど品切れだったんだですよね。。アレを塗りたいんや本当は。

 

ベースメイク

クッションファンデって良いけどすぐなくなるよねという論調に対抗するには、すぐなくなってもこれは高くないから死なないですよ!という暴論しかない。ということでミュシャのプロカバーNo.21を使ってます。ランコムのクッションを第一次クッションブームのときに使ったんだけどそれは高かったじゃないですか…リキッドだとひとシーズン持つのに半シーズンで買い替えるのは大変だよ。大学生でも社会人でも。

今もクッションは2ヶ月3ヶ月でなくなるにはなくなる。けどカジュアルに買える。デパコス価格のやつはもう少しもって欲しいところだけど、ミュシャは凶悪な値段じゃないからいいですね。

そこにイニスフリーのノーセバムパウダーを、前髪やマスクが干渉するエリアに重ねる。イニスフリーは本当に全く悪くはないんですけど、私の肌が以前ほど皮脂が枯れ果ててる感じじゃない今としては、エレガンスのラプードルに戻したくなってる。エレガンスはカバー力というか色味調整というかのまとめ上げ方が天才的だと信頼しているのですが、皮脂抑え込みすぎてけっこう乾燥してそうかなあと思って一旦試験的にやめている。今くらい自然に皮脂があるならマイナスを感じずに良さを味わえる気がする。イニスフリーはマイナスもないけどプラスもないんだよななんとなく。

そしてシェーディング大好きマンなのでドラァグ並みにガチッと入れたいのですが、キャンメイクのシェーディングパウダー04がめちゃくちゃ良いですね。ブルベの人間はブラウン系じゃなくグレー系が必要ということを実感しました。まじでさっさと買えばよかった。人気のトゥークールフォースクールアートクラスバイロダンはブラウン系で浮いて合わなかったので、ブルベの人間はグレーカラーを買いましょう。他者に合うものが自分にも合うかはやってみないとわかりませんね。

ハイライトはセザンヌの名品パールグローハイライトを試してたんだけど、色味とパール感が強すぎて浮きやすい。意外と今いいのが3CEの#GOLD PINK。ゴールドとはいえ黄みがそんなになく濃くつきすぎないのでクリーンな印象になる。

 

アイブロウ

10年くらい最強すぎてこれしか勝たんシュウウエムラの鉛筆ストーングレイでフレームを並行にして、イガリのパウダーで間を埋める。シュウウエムラの鉛筆だけで仕上げてもモードでビキビキな感じで成立するけど、パウダーも併せるとやや親しみやすい感じに仕上がる気がする。イガリのパウダーだけでやる(少し前までハマってた)と地眉のナチュラルムードを強調する感じになる。今はほどほどくらいの強さにしたいので併用している。

 

アイメイク

最近はカラー感が強いものより、自分に合う肌色っぽいベースに怖い偏光ラメを重ねるのが好きなのですが、ZEESEAの大英博物館スカラベがいいですね。

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一番上段、左から3番目の減りがベースとして優秀で、減り方が極端なので一色買いしたい。他も妙な色味のポイントカラーが揃ってるので良い買い物でした。

重ねてつける怖いラメでかなりいいのはMACのダズルシャドウアイライク2ウォッチが最強。ももクロのしおりちゃんとコラボしてたやつですね〜。ゴールドだけど黄金っぽい感じではなく寒色っぽく、いい意味でラメの密度が低く目がチラチラする光り方をするので、星空のような感電しているような感じの緊張感のあるパチパチしたキラキラなので、めっちゃくちゃ上がる。擬音使いたくなる。そして粉落ちしたり変色しない。

練り紅のようなじっくりと赤いパールのようなシャドウも湿度高くて色っぽくて良いんだけど、アイライク2ウォッチはめっちゃくちゃ光るのにヌケがあっていいです。

他はシュウウエムラの単色青ラメとか紅色ベース緑ラメも良かったり、タッチアップできるならトムフォードのめちゃくちゃ最強な単色ラメラメとか死ぬまで使えるベーシックなブラウンベージュ系の4色セット探究もやりたいんだけど、ベーシックカラーこそ実際につけてみないと「これですよ!」となりにくい。

 

さっきからわりと前に話題になったアイテムじゃん。。と思ってるかもしれませんが、コロナ禍になってから新作をタッチアップして元気モリモリで買う遊びができないから、手持ちの良品を検分してるんですよね。

 

リップ

マスクしてるからやらないでいいよとか言ってると、ふとしたときに顔の下半分だけ寝起きだろなんでなんだお前と自分に思うのでやるようにしてます。

ロムアンドのティントが良いと聞いたので何本か買ったけどフィグフィグが良かったです。他はピンクパンプキン(やや黄みより)コルニソーダ(鮮やか!)も発色はいいかんじ〜だったけど個人的にちょっとリップの明度を下げる方が顔全体がまとまりやすいのでフィグフィグが使用頻度高い。

他はエトヴォスのミネラルリッププランパーディープベイクドマロンが、イエベっぽい色みと思いきや透け感ブラウンで地色との相性がいい(同じく茶色っぽいシアースパークルセピアは負ける)、ディオールのルージュディオールリキッド427が地色を抑えてヌードカラーにまとめてくれるのがいいです。

 

やってないやつ

チーク・下地・マスカラどこいったんだよという話なんですがあんまやってません。アイラインは…たまにヒロインメイクのブラウン系のやつでキャットライン引くけど、せぶちのジョシュアみたいなキュンとした目尻にしてえな等の元の作りに逆らう顔つきにしたいとき以外ではやりません。。

なんでだよというと、私は基本的に好きな他人の顔をコピーしたいというマインドがあるのですが、今はメンズアイドルの真似をしたい時期なので、まつ毛がそんなに色々やってない方が好きとかチークはないほうがいいな…と、ちょっと要素盛り盛りじゃない良さを研究したいという気持ちがある。

下地については、スキンケアで過度に落としきらない方面で固めてるのと、最近のファンデは下地ががんばらなくても成立するようなものもある気がしているので、ファンデ一本勝負をやってる。もっと乾燥したり花粉がブンブンな時期は対策できる下地に興味がわきそう。

「今日は仕事で30人くらい辻斬りするぞ」と思ってるときはイブサンローランのラディアントタッチブラープライマーの上にアンクルドポーオールアワーズをやって絶対死なない顔とマインドを装備しています。。気持ちの問題…イブサンローラン毎日つけなくちゃいけないほど緊張感もって生きてねえだろと思ってるんですよね。

 

まとめ

百貨店でタッチアップして事故的につっよいアイテム買うか、新しいスタイルにハマるかしないと化粧革命起こりにくい。最近は眉毛パーマなるものをやりたい気もするんだけど、月一くらい行かなくてはならなさそうなのでインフラ的に出費があるのもいかがなものかと悩んでいる。

もう少しなにかきっかけがあるまで現状維持で工夫をしてもいいですかねー。モノより使い方に工夫をすることに関心がある。