おぼえがき

なにをかいわんや

つくってあそぼう

おぼえがき兼日記です。

ばりばりやってる友人のアーティストトークを聞いて思ったことを記録しておきたい。付き合いが長いし美術の話も散々したけど、個人の制作に特化した話を一方的に沢山してもらうことがなかったので(お互いに性格が複雑かつ悪質なのが原因)面白かったし、作品が良いのでどんなことを感じたり考えてるのかを知れてよかった。

以下はその人がそうであったと話したということでなく、私自身が、最近の日常の状態も踏まえて、こういうふうにするのが良いよなと思ったことです。

 

思ったこと

普通に自分を見つめる(「自分に向き合う」よりもリラックスして)。より良い内容を!と厳しくしないで自然な状態を観察する。自分が好きなものを普通に好きでいる。自覚的に知る。

好きなもの、興奮するものに延々と付き合う、勉強する。好きなことに捉われてる状態でいる。

小さな事でもアーカイブしていく。解釈や着想の前提に元のタネを集めておかないとアウトプットができない。解釈や着想はアウトプットしたものに対してなるべくやる。

ジャンルを問わず好きなこと、気持ちいいことはどんどん取り入れていく。高低はジャッジしない。自分でやってることなので、バラついたりも別にせんし、作業的に必要なこととして自然な動作になる。

提出しないより、だめなものでも提出する方が100倍良い。アイデアは形にしておく。完成度が低くても良い。習作は常に作っておくべき。

基本的に人間をもっと好きになるというか苦手がらない方が楽になりそう。これに関しては本当に疲れまくるのでむずいががんばりましょう。

スケール感を意識する。出しやすい内容でとにかく出すのも良いけど、たまには無理をすべき。スケール感のある作品が好きなので自分でもやった方が多分満足感がありそう。過去の経験から、小手先が効かないので自分の苦手もわかる。

技法・素材の必然性が好きなので、ありがたく利用する。強調する。これ自分しかやってへんよなは武器になるのでしつこくやる。

他チャンネルも持つ。「これだけ」にならない。興味のあることは気軽にやる。

苦労話はしてもいい。むしろ聞いてると勉強になるし普通に面白い。シュッとする必要そんなにない。

興味のど真ん中にもっと詰め寄る。ど真ん中じゃないことも楽しいし勉強になるしやったほうが絶対いいけど、軸だと思うことに比重を置いてブラッシュアップすることには常に時間を割くべき。散漫と集中の両軸を持ちたい。

 

まとめ

見たいものは見て知りたいことは知って会いたい人には会った方が普通に人生が楽しいし勉強になる。

生活をしている私と制作をしている私はレイヤーが分かれているような密接してるような感じだと長期間思ってるのだけど、制作してるときのペラペラした紙袋のような被り物を被っている感覚のときは本当に生きることについて肯定的になれるので(まず袋を被ってない時の厭世ぶりがすごすぎる。老後とかしらねーよ今生きてるだけですごない?みたいなただのヤバい人間なのに週5でしっかり働いてんの逆にすごいと思う)生きてんの楽しいしやることありすぎだよはよせなと思ってる時間を増やしていたいですね…