おぼえがき

なにをかいわんや

低次元なデスクワークの話

普通に働いていると、お仕事的にネットに発信したらクビになりそうなことが大半で、書くこと(書けること)がないので雑記。

 

今週はデスクワークシーズンなので、ひねもすパソコンにベタ張り付きしている。

普段はそこまでデスクに張り付く感じの職種ではなく、上手に心身を休めるノウハウがないので延々作業をしてしまう。「目玉が吐きそう」という感覚になる。首から上だけに全身の感覚が集中してしまう人にこの表現を共有してほしい。

普段からデスクワークが本業の人はどうやって上手く過ごしているんだろう。それにも関わらず、帰ってからも酒飲んでスマホぽちぽちしてるのマジでアホだと思う。

 

 

ここ数日のお仕事では、あるイベントのルールブック的なものの整理にリソースを割いている。

我が職場での重大イベントに関わる資料なのだが、長い年月の中で担当者が短期的に変わり、曖昧な引き継ぎで継ぎ足し・切り貼りを繰り返した結果、内容の重複や抜け漏れだらけになっている。

それに追記・注釈・変更のための別資料が多数存在しており、全体的に整理がついておらず地獄のような様相になっている。例年通りのままで運用したら繁忙期に業務を攪拌され、お互いに無能・不親切の烙印を押し合い、自然と人間関係がギスってきて全員が不幸になる諸悪の権化、呪いの書物のようなものだ。

これをなんとかある程度見やすく編集し、ついでに紙からデジタルにして関係者に頒布しようと奮起している。去年呪いを全身に受けて苦しんだことがモチベーションだ。

 

いざやってみるとどういう形式にしたら良いのか、なかなか迷う。

まずデータがワードで、闇雲に改行すると関係ないページの画像…というかJPGデータとテキストボックスが合体したミュータントのようなものが画面外で知らん間に崩れ始める。論外なのでとりあえずズレないように一体化させる。

内容に重複があれば消して文字数を削る。別データの資料を嵌めてまとめる。目次にない内容が現れるので追記する。順番が直感的に分かりづらいところは入れ替える。

全体的にどんなスタイルにするのがいいのか。あちこちにリンクを貼って必要事項に飛びやすくするのがいいのか。ゲームの攻略本やWikiっぽくしたらいいのか。文中に親切に「関連記事:ーーー(リンク)」が挟まれるポータルサイトスタイルがいいのか。

後継者が機械苦手・読みやすさどうでもいいマンだったときのために編集しやすくするにはどうすればいいのか。悩みは尽きない。

 

しかしなんだかんだと考えるのは楽しい。

画面左にメニューがあるウェブサイトをHTMLでぽちぽち作っていたティーンズのころを思い出す。作業的にはデジタルでありながら、感覚的にはかなりアナログな頭の部分を使う感覚で、前時代的な気がする。

個人サイトのソースを抜いて(ダメです)簡明でお洒落なつくりのサイトの作り方を学んだり、ネチケットを長文で書いて、訪問者はきっと漏れなくこれを読み従ってくれるだろうと信頼してサイト経営するスタイルは今は昔であるが、じゃあどうやってわかりやすく、くまなく読んでもらうのか。最近の感覚と上手く混ぜたい。読みやすかったサイトやマニュアルはどんな形式だったかな、と検索・閲覧し、思い出す。

感覚を運用するのが楽しく、仕事的には金に繋がらないし、前時代的でとんでもなく低次元で頭が悪い作業だが、ここ数日夢中でやっている。

 

 

まとめ

そういった趣味的な作業してるときに年上の同僚に「仕事飽きた〜w」って言われたので「うるせー!私は飽きてねーわ!邪魔すんな!」と言ってしまったのを反省してます。私も疲れてる。