おぼえがき

なにをかいわんや

聴覚ベースで2019年を振り返る年度末

頭の中である曲が勝手に流れ続けることがある。イヤーワームという現象らしい。

私は音楽を聴くときに、気に入った曲を飽きるまで繰り返し延々と聴き続けるタイプで、虫がつきやすいシステムを運用していると思う。

2019年は常に耳に飼っている虫が例年より元気に湧いている気がするので、振り返る。

 

1月初頭は紅白のUSAを何度かリピしたせいで、ずっと頭の中で流れ続けて悩んだ。知念さんがガシガシ踊っているのが最高すぎて繰り返し録画を観たのが原因だと思っている。

仕事をしていても、床に入って電気を消して目を閉じていても、気を抜けばUSAが大音量で頭に流れる。程度がひどく、数時間は眠れない日が2週間以上続き、初めてイヤーワームが主原因で軽く不眠になった。深夜3時に眠れないことに焦っているのにUSAは止まらない。ここまで顕著だったことは初めてだった。USAの定着率恐るべし。この頃プライベートで降って湧いたようなトラブルが続いており、神経が過敏になっていたことも原因の一端だと思う。

対策として、寝るときは好きなラジオ番組を流して聴覚情報を上書きしたり、蒸気でホットアイマスクを着用して(持続時間が20分なの短くないですか)触覚を働かせることで、2月になる頃にはなんとか解消した。

 

2月ごろ、仕事が繁忙期であると同時に私個人として責任が重い案件が重なった。精神がそこまで強くないので、極力個人として槍玉にあげられるような責任を一気に背負わないように工夫して仕事をするようにしているのだが、今年度はスケジューリングを失敗したと思っている。

疲れ果てて帰ってきて、感覚的になにかをインプットするのがしんどいけど何もない状態でいるのが落ち着かない時期は、比較的なにも考えずに良さを味わえる音楽(アイドルソングや、昔から好きなミュージシャンのもの)を聴くこともしんどかった。その中でニコ厨だった頃に好きだった「Help me ERINNNNNN!!」「Who Killed U.N.Owen」「Bad Apple!!」を突然思い出し、ずーーっと聞いていた。

一時期のプライベートはこの三曲を聴ける時間は延々ループしていて、他のことはマジでなにも考えてなかった。20歳頃にひとりきりで摂取していたものが今更なんのきっかけもなく私の頭を埋め尽くすとは不思議な現象だ。

精神の閉鎖と過去回帰のダブルパンチで、マジで精神状態悪すぎるやろと思う。

 

3月は少し仕事が落ち着いて、多少気分が明るくなってきた。初旬にはももクロの「AMARANTHUS」をダウンロードしてよく聴いていた。いつのまにかデータが迷子になっていたのだが、整理する時間を持てるようになっので、スマホに入れ直した。改めて「デモンストレーション」がすごくいいなあと思い、機嫌が良いときは口ずさんでいた。

半ば頃、買ったけどパッケージを開けてなかったNEWSのWORLDISTAをようやく聴いた。聴く前からハイカロリーだろうと予想していたのでしばらく放置していたのだが、聴いてみたらやはり聴きがいがあった。「インビジブル ダンジョン」「CASINO DRIVE」「Digital Love」「FIGHTERS.COM」「リボン」がとても良い。良曲率高くて最高か。コンセプトが強いアルバムなので、ボーカルディレクションサウンド的なレトリックにいちいち意味がある前提で解釈する楽しさがある。

新しい曲を聴くことはとても楽しい。

 

月末は、年度末の有給振り休消化をすることに命を懸けてるタイプの社会人なので、最近は仕事の積み残しがあることもどうでもいいわ!義務を主張するまえに権利を行使させろ!というマインドでわりとバンバン休んでいるので体調がすこぶるいい。プライベートも比較的に充実している。

昨日今日はおそ松さんの「SIX SHAME FACES」を突然聴きたくなって、繰り返し聴いている。

六つ子のキャラクタのバリエーションと同一台詞の演じ分けを完成度高くアフレコしていて、定型句を織り交ぜるのが上手くて、作詞作曲サウンドディレクション、全てに要素が詰まっていて面白い。何よりトト子パートがすごくかわいくて上手で、そこを聴くのが楽しい。感心する。声優はすごい。一松が好きです。

 

まとめ

聴覚って現実と紐付いてない独立の軸として存在していて、ときに気持ちを助けられたり、他のことは変わらない生活に新しい変化をもたらしたり、場合によっては生物的に生活を阻害されたりするの面白い。精神性と身体性にめっちゃ干渉してくるな。